服作り

パタンナー

2009年03月18日 06:45

最近はデフレ傾向ですね、ドル安ユーロ安そして円高、輸入品が安く入って、ヨーロッパのブランド商品が買いやすくなっています。うれしい限りです。でも、いま市場を席巻しているのは、中国生産の安物、できるだけ手間をはぶき、早く安くを目標に仕上げた商品が「安くなった」といって大量に出回っています。
そんな中でもいいものを作り続ける技術者はがんばっています。
先日NHKで放送されていましたが、家具を作る職人さんが紹介されていました。また野球選手のグローブをつくるひと、染物をするひと、陶器の手焼きをする人、さまざまな人が職人として活躍している場面が放送されていました。その人々の伝統の技を継承する若い職人さんが活躍できる商売の場がふえるといいなと思っています。


弊店でも熟練した職人が今日ももくもくと服作りに励んでいます。30年以上紳士服、婦人服をひと針ひと針縫い続けています。熟練した技があるのはもちろんですが、仕上げまでの工程も工場縫製の約3倍多くなっていますので、永く着ていただくことが出来るのです。
いま、ズボンのひざ当てをつける工程です。


上着ズボンはもちろんスカート・ワンピース・ジャケット・コートすべて熟練した職人が自信をもって仕上げていきます。今、麻のジャケットの袖付けをしているところです。弊店ではRKK前の店の2階で作業していますのでご自分の注文した服の作業状況を見ることが出来ます。

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